ごあいさつ
当公社は、都市廃棄物である下水汚泥の資源化や有効利用を図り、公共の福祉の増進に寄与することを目的として、昭和58年4月に財団法人として設立されました。また、公益法人制度改革に伴い、平成24年4月に一般財団法人に移行いたしました。
今日までの40年、当公社を取り巻く環境や社会情勢の変化に対応しながら、下水道事業、河川事業及び道路事業に関する調査研究、普及啓発、施設の維持管理、資源化製品の販売等に取り組んでまいりました。
当公社は、札幌市の下水道事業及び河川事業の一翼を担う団体として、札幌市の都市基盤を支える重要な役割を果たすため、これまで培ってきた多くの知識・経験と技術力を最大限に発揮し、使命感を持って的確な事業執行に努めていくことで、市民生活の向上と発展に寄与していきたいと考えております。
一般財団法人 札幌下水道公社 理事⻑ 大平 英人
運営方針
下水道は、私たちの生活に欠かすことのできないインフラ施設となりましたが、老朽化の進展や事業を支える人材の不足、技術力の低下といった課題も抱えています。下水道施設を将来に渡り良好に維持していくためには、下水道事業に携わる関係者がこうした課題を共有し、創意工夫しながら互いに連携し、事業を進めていく必要があります。
当公社の基本的な役割は、下水処理施設の維持管理、調査研究、普及啓発等の業務を公的な立場で補完代行し、関係する事業者と力を合わせ、社会の変化にも対応できる持続可能な下水道事業の推進に貢献していくことです。
また、気候変動が大きな社会問題となっている中、脱炭素社会や循環型社会を目指すことは社会全体の使命であり、その実現に向けて不断の努力を行います。
こうした公社の役割を果たすため、以下のとおり運営方針を定めます。
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